殺戮の唄
遙か遠くに貴方が見える きっと呼んでも届かないから きっと貴方は此処に還ってくるから 呼ばないけれど
二人の邪魔する愚かな人たち みんな切り刻んで此処まで来てね 邪魔者は全て滅ぼす 貴方の基本理念でしょ?
そうしてきっと還ってこれるね 私の元へ そうしてきっとココを刺してね 私の心臓 きっと鼓動が聞こえるよ
私の胸の高鳴りが 私にも聞こえる 貴方の音が
醒めない夢を見たい 私が傷つかないように 血染めで真っ赤になった貴方 大丈夫 誰も悪くないから 血染めの貴方を抱き締める 私もやがて血に染まる 涙さえ見えぬくらいに
醒めない夢を見よう? 忘れてしまえばいいのだから そうしてまた此処へ還ってこよう? 血染めの二人は 境界線も解らぬまま 違う 初めから二人に境界線はなくて ずっと一つのものだった
だから また此処に還ってこれる 二人一緒に 私たちより真っ赤な愚かな人たち その瞳は憎々しげに濁ってる 切り刻まなければならなかった 二人のために 何故許されなかったの? ただ一緒に夢を見たかったのに 邪魔する方が愚かなの
きっと朝(あした)の朝陽は見られないけど 代わりに二人で夢を見よう そうして此処に還ってこよう
もう誰にも邪魔させないから これ、夢で見たらしい。こんな夢。 |